Universal Wooden Chairs / 普遍的な木製の椅子

アルテックの椅子をもっとも的確に表現する「Universal Wooden Chairs / 普遍的な木製の椅子」。

明快でシンプルなデザインは、住まいから公共空間まであらゆる環境と用途に適応し、スタッキング可能な実用性と優れた耐久性を併せ持っています。自然素材の温かみある佇まいは、経年変化によりさらに味わいを増し、さらにファブリック張りやレザー張りなど好みや用途に合わせてカスタマイズすることができます。

1929年アルヴァ・アアルトがデザインした「611 チェア」、1930年代に生み出された「L-レッグ」シリーズの「66 チェア」と「69 チェア」、イルマリ・タピオヴァーラによる1946年の「ドムス チェア」や1958年の「アスラック」、2018年にストックホルムを拠点とするTAF Studioの「アトリエ チェア」、時代や国は違えど同じ共通点をもち、現代までベストセラーとして愛され続けるアルテックのチェアをご紹介します。

用途を選ばない多目的性

イルマリ・タピオヴァーラのデザインによるドムスチェアやアスラックチェアの座面は、人の身体に沿うよう三次元に曲げられていることで長期間座っても疲れにくく、心地良く過ごせるデザインを追及しています。使う人のことを第一に考えた快適性は、狭小なホームオフィスから、住まいのリビングやダイニングでの食事や団らん、スタッキング可能な実用性を生かして学校や図書館、会議場などでの使用や、生地張りやレザー張りなどでカスタマイズしてラグジュアリーな空間のレストランやホテル、待合室など、多目的に使うことができます。

ドムスチェア
アスラックチェア

あらゆる環境に溶け込む汎用性

アルテックの椅子は、時代を超えて、あらゆる環境において変わることのない普遍的な存在です。1929年にデザインされた611チェアは、アルヴァ・アアルトによる初期のチェアのひとつです。スタッキング可能な実用性、自然素材を用いた温かさと汎用性の高い普遍的でシンプルなデザインは、2023年の現代の住まいから公共空間まで、どのような環境にも自然に溶け込みます。

軽量かつスタッキング可能な機能性と実用性

2018年にストックホルムの国立美術館のレストランのためにデザインされたアトリエチェア。もとは公共空間用であるが故に、軽量で持ち運びやすく、スタッキング可能で収納にも場所を取らない実用性と機能性を兼ね備えています。

実用性を追求したすっきりとシンプルなフォルムは、公共空間だけでなく住まいのダイニングやリビング、ホームオフィスなどにもぴったりです。アトリエチェアは、時を超えて愛され続けるアアルトチェアと同様に、これからのスタンダードになっていく普遍的な木製の椅子です。

アトリエ チェア

好みの仕様にカスタマイズ

アルテックのチェアは、木材をベースとしたシンプルで温かみある佇まいに加え、66チェア、69チェア、ドムスチェアなど、座面や背もたれに生地やレザーを張ることで、用途や空間、好みに合わせてカスタマイズすることができます。

アルヴァ・アアルトが手掛けた66チェアや69チェアは、住まいのキッチンやカフェ、レストランなどでよく見かける伝統的な木製椅子の原点ともいえる存在です。生地やレザーを張ることで快適性は増し、よりフォーマルやラグジュアリーな空間にも使用することができます。

66 チェア
69 チェア

経年とともに味わいを増す自然素材

自然素材を使ったアルテックのチェアは、時を重ねることで美しさを増していきます。木材だけでなく、座面の革やファブリック、リノリウムもそれぞれが味わいを深め、「パティナ」と呼ばれる経年変化や痕跡は、積み重なる歴史や思い出とともにさらなる価値を製品に付加します。

修理や張り替えも容易、あらゆる環境や場面で多用途に使えるアルテックの「Universal Wooden Chairs / 普遍的な木製の椅子」は、時代を越えてこれからも私たちとともにあります。