「アスラック チェア」は、1958年、フィンランドデザインの巨匠イルマリ・タピオヴァーラによるデザインされました。1946年、彼の初期の家具デザインにあたる「ドムス チェア」を考案する際に、すでに、アスラックチェアの構想を練っていましたが、背もたれの支えと肘掛けが一体になった滑らかな曲線が当時は実現せず、技術的に大量生産が可能になったのは1958年でした。

タピオヴァーラが、経済的に効率よく材料を用いながらも、どのような環境にも自然に馴染むデザインを追求した末に辿り着いた答え、それがアスラックチェアです。

用途を選ばない多目的性

軽量で持ち運びが容易、スタッキング可能な機能性、長時間座っても疲れにくい快適性を実現したアスラックチェアは、住まいのリビングやダイニングでの団らんや、ホームオフィスでの仕事や勉強、カフェやレストランでの食事など、あらゆる用途に対応する多目的性を備えています。

あらゆる環境に溶け込む汎用性

イルマリ・タピオヴァーラにとって重要だったのは、その椅子が公共空間用か家庭用かということに関わらず、使う人が心地よく、さらに大量生産が可能であることでした。イルマリ・タピオヴァーラの初期の名作であるドムスチェアやその進化系のアスラックチェアは、現代においても、住まいやオフィスだけでなく、レストラン、カフェなどの公共空間で使い続けられています。

スタッキング可能な機能性と実用性

アスラックチェアは、「優れたデザインをすべての人の暮らしに」というイルマリ・タピオヴァーラの想いを体現し、スタッキング可能な機能性と使う人の心地良さを兼ね備え、さらに大量生産可能な構造として考案されました。三次元的にカーブさせた座面と背もたれは人の身体に沿い、長時間座り続けても疲れにくい心地よさを生み出し、特徴的な短い肘掛けはテーブルに椅子を引きやすいように考慮されています。

経年とともに味わいを増す自然素材

アスラックチェアをはじめとしたアルテックのチェアは、自然素材である木材を主に用い、時を重ねることで美しさを増していきます。木材だけでなく、座面の革やファブリック、リノリウムもそれぞれが味わいを深め、「パティナ」と呼ばれる経年変化や痕跡は、積み重なる歴史や思い出とともにさらなる価値を製品に付加します。さらにアスラックチェアは、素材のビーチ材の産地であるイタリアで輸送を最小限に留め、製造に置いても環境への影響を配慮しています。

以下のリンクでは、アルテックのさまざまな「Universal Wooden Chairs / 普遍的な木製の椅子」をご紹介しています。

Universal Wooden Chairs / 普遍的な木製の椅子

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